1949-03-25 第5回国会 衆議院 本会議 第4号
これらの始末はなかなか時間のかかることであるし、放つておけば結末はつきにくいし、罪人をつくるだけのことになるのでありますから、われわれ國会議員たる者、緊急臨時の措置をとらねばならぬことを痛感するのでありますが、この異議申立てをした納税者は、調停額が決定した日から三日以内にとにかく完納する。税務署は、その期間以後について延滞利子なり追徴金なりをとる。
これらの始末はなかなか時間のかかることであるし、放つておけば結末はつきにくいし、罪人をつくるだけのことになるのでありますから、われわれ國会議員たる者、緊急臨時の措置をとらねばならぬことを痛感するのでありますが、この異議申立てをした納税者は、調停額が決定した日から三日以内にとにかく完納する。税務署は、その期間以後について延滞利子なり追徴金なりをとる。
かように考えてみますと、本件のごときものが有罪とせらるることがあるならば、あるいは有罪の嫌疑をもつて本件のごとく逮捕が認められなければならぬということになると、國会議員たる者が國民の何人からでも、いやしくも金品を受くる場合においては、本件と同様にただちに職務に関しこれを收受したるものとの嫌疑を受けて、逮捕の請求がなされるという危險があることを、特に注意しなければならぬのであります。
すなわち國会議員たる者の身分と一般人の身分について、憲法はそれほどの差別を規定しているのであつて、現在私は國会の開会中において國会議員の家宅を捜猛したということに重大なる異議を持つ者でありまして、昨日も法務総裁の御答弁によりますと、すなわち犯罪の嫌疑を受けるようなものはいまだないと自分は考えておると言いましたか、聞いておると言いましたか知らぬが、いやしくも國会議員の家宅を捜索する場合には、それが本人
そこで國会議員たる者その良心を奪われないように心して、この問題に当つていただきたいということでありまして、信念のない採択、たとえば先般の食糧確保臨時措置法に見たような、採決のための採決とでも言いましようか、採決の瞬間のみ六人もの委員がさしかえられて出席せられ、それまで審議に携わつた委員の良心にもとるような結果をみたのではないかというような採決の方法は、委員長は断じてとらないように、正しく明るく、きわめて